2025年4月からのキャリアブレイクを検討中のわたしにとって、この期間をどう過ごすかは大きなテーマです。
やりたいことは山積みですが、時間を無駄にせず、かつストレスなく過ごすにはどうすればよいでしょうか?充実したキャリアブレイクを過ごす方法について考えてみました。
1. キャリアブレイク中にやりたいこと
キャリアブレイク中、私がやってみたいことは以下の通りです。
- 学びなおし(内容は検討中)
- 趣味の充実(ピアノ、カメラ、旅行)
- 新しいチャレンジ(ボランティア参加、動画撮影編集、ブログ運営)
- 家族やパートナーとのんびりした時間を過ごす
- セカンドキャリアの模索
- 家事(掃除や料理)をいつもよりきちんとこなす
2. 時間管理の重要性と不安
仕事をせずに自由に使える時間が大幅に増えることは楽しみですが、同時に以下のような不安も感じています。
- 無駄に時間を浪費してしまわないか
- だらだらと過ごしてしまい、やりたいことが思うようにできないのではないか
- いろいろなことに手を出し過ぎて、どれも中途半端になってしまわないか
これらの不安を解消し、充実したキャリアブレイクを過ごすためには、効果的な時間管理が鍵になると思います。
3. 1日の理想的な時間配分
そこで、まずは1日24時間の時間配分について考えてみました。以下は外出がない日の例です。
- 睡眠時間:8時間(23時~7時)
- 食事時間:合計4時間(朝食1時間、昼食1時間、夕食2時間)
- お風呂や身支度:2時間
- 家事:1時間
- 活動時間:6時間
- スペア時間:3時間
キャリアブレイク中は、十分な睡眠時間を確保したいです。とはいえ、目覚ましをかけずに好きなだけ寝るという生活もさけたいです。
40代後半にもなると、朝は早く目覚めてしまうので、そういった心配はないのですが(笑)
「やりたいこと」をするための時間は、6時間は確保出来そうです。
3時間のスペア時間では、やり残した活動や家事をするもよし、のんびり過ごすのもよしという形で柔軟性を持たせました。
4. 週間スケジュールの立て方
1日の活動時間やスペア時間の使い方を決めるために、曜日ごとにテーマを設定するのも効果的と思います。例えば、
- 月曜日:セカンドキャリアを模索する日
- 火曜日:趣味を思い切り楽しむ日
- 水曜日:家事強化の日
- 木曜日:集中して勉強する日
- 金曜日:ゆっくりリラックスする日
- 土曜日:新しいチャレンジや旅行の日
- 日曜日:新しいチャレンジや旅行の日
5. 長期的な目標設定
1週間や1か月単位でのテーマ設定も効果的です。例えば以下のように、強化週間や強化月間として、ざっくりの目標を立てるのはどうでしょうか。
- 今週はピアノの練習を強化する1週間(発表会の前など)
- 今月は10冊以上の本を読む etc.
また、具体的な期限付きの目標を設定することも重要です。
例えば、わたしは1年半前にピアノを習い始めたのですが、来年の2月に初めて発表会に出ることになりました。
課題曲の「ムーンリバー」を2月の本番までに完成させるというのが、今もっている目標のひとつです。
何かについて勉強する場合、資格取得を目標にするなど、ゴールを決める事で効率よく勉強できると思います。
6. その他のテクニック
他にもいくつか時間を有効に使うテクニックを紹介します。これらをうまく組み合わせる事で、やりたい事を効率的管理して充実した時間過ごせそうです。
6.1 アイゼンハワーマトリックス
アイゼンハワーマトリックスとは、やるべきことを「重要さ」と「緊急さ」に分けて整理する方法です。
重要で緊急なこと(第1象限:最優先に取り組むこと)
すぐにやらなければいけない、しかもとても大事なこと。たとえば、翌週に資格試験がある場合には、その勉強を優先する必要があります。
重要だけど緊急じゃないこと(第2象限:計画的にすすめること)
大事だけど、時間がまだあること。新しいスキルを学んだり、ブログやビジネスのアイデアを計画することです。これをコツコツ続けると、長期的に大きな成果につながります。
緊急だけど重要じゃないこと(第3象限:手早く片付けるか人に任せること)
すぐにやる必要があるけど、あまり大事ではないこと。
たとえば、SNSでのコメントに返信したり、緊急ではないけどすぐに対処が求められる雑務です。急いでいるけど、将来に大きな影響は与えません。
緊急でも重要でもないこと(第4象限:極力避けること)
急いでやる必要がなく、大事でもないこと。
たとえば、休憩のつもりで始めたネットサーフィンがだらだら長引く場合です。リラックスも大切ですが、あまり時間をかけすぎないよう注意が必要です。
6.2 SMART目標設定
SMART目標設定は、目標を具体的に設定して達成しやすくするための方法です。
Specific(具体的)
目標をはっきりと具体的にします。たとえば、「勉強を頑張る」ではなく、「毎日1時間英語を勉強する」というように、何をするのか明確にします。
Measurable(測定可能)
目標がどれくらい達成できたかを測ることができるようにします。
たとえば、「TOEICで良い点を取る」ではなく、「次のTOEICで800点以上を取る」というように、数値で測れるようにします。
Achievable(達成可能)
現実的に達成できる目標を設定します。たとえば、「一日中ピアノの練習をする」ではなく、「午前中に2時間練習する」といった、無理なくできることにします。
Relevant(関連する)
自分にとって意味のある、役立つ目標を設定します。
たとえば、「ストリートピアノで演奏してみたいから、ピアノを練習する」など、自分の将来や夢に繋がることにしましょう。
Time-bound(期限を決める)
目標に期限をつけます。「いつか」ではなく、「今月末までにブログ10記事書く」など、具体的な期限を設定します。
6.3 パレートの法則
パレートの法則とは、全体の成果の80%は、20%の原因から生じるという考え方です。
例えばピアノの練習成果の80%は練習時間の中の20%の重要な部分から生まれるという考え方です。
20%の練習時間:練習全体のうち、特に難しい部分や繰り返し練習するべきフレーズに集中する時間。
たとえば、ミスをしやすい場所やテンポが崩れやすい部分に重点的に練習すること。
80%の成果:この20%の集中した練習が、全体の演奏の80%の完成度に大きな影響を与える。
難しい部分をしっかり練習することで、全体の曲の完成度が高くなり、上達が早まるということです。
7. まとめ:充実したキャリアブレイクのために
キャリアブレイクは、自分を見つめ直し、成長するための貴重な時間です。
この期間を最大限に活かすためには、効率的に時間を使い、多くのことにチャレンジし、目標を達成することが大切です。
今回紹介した時間術は、キャリアブレイク中だけでなく、日常の勉強や仕事にも応用できる実践的な方法です。
ぜひ取り入れて、あなたの時間をさらに充実したものにしてみてください。