セカンドキャリア 仕事

【インデックス投資で実現】49歳でキャリアブレイクを可能にした資産形成術

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

前回の記事で49歳でキャリアブレイクを決意した背景をお伝えしました。

今回はこの決断において、もっとも重要とも言えるお金の話です。

キャリアブレイク中は基本的に「無収入」状態になり、貯金を切り崩していくことになります。

わたしは過去20年以上、資産形成に結びづく、さまざま挑戦をくり返してきました。その結果、現在は数千万円の資産をつくることができました。

これはキャリアブレイクの決断に大きな後押しになったことは言うまでもありません。

今回の記事では、わたしが実践してきた資産形成の方法をその過程とともにご紹介します。

将来、わたしと同じようにキャリアブレイクを実現したい方や、資産形成に悩んでおられる方の参考になれば幸いです。

20年の挑戦でたとり着いた、ひとつの結論

私は20年以上、さまざまな資産運用に挑戦してきました。

最初は外貨預金やFX、個別株式の短期売買を試しましたが、思うような結果は得られませんでした。

本を読んだり、投資系YouTubeを見て勉強していくうちに、初心者にとっての資産運用の最適解にたどりついたのです。

それが、S&P500インデックスへの長期投資でした。

S&P500インデックス投資の強み

  • S&P500は、アメリカを代表する500社の株価を反映する指標で、アメリカの経済成長に連動しています。
  • 個別株と違い、リスクが分散されているため、比較的安定して資産を増やせます。
  • 時間をかけてじっくり投資することで、経済成長に乗ることができ、複利の力で資産を増やすことが可能です。

わたしも旧NISAがスタートしたころから、コツコツとS&P500インデックス投資を始め、今では数百万円の含み益になっています。

新NISA制度の活用

2024年、新しいNISA(少額投資非課税制度)がスタートしました。

テレビやインターネット上で話題となっており、多くの方がこの言葉を耳にしたことがあるでしょう。

【新NISA制度の主な特徴】

  • 年間360万円まで非課税で運用可能
  • 非課税枠の上限が1800万円
  • 非課税期間が無期限

これらの特徴は、過去から投資を行ってきた人々にとっては、驚くべき変革と言えます。

特に長期運用が可能な若い方にとって、この制度を活用しない理由はありません。

また、わたしと同世代の方々にとっても決して遅くはありません。今後10年、15年後の退職時期に備えて、すぐに開始することをお勧めします。

新NISA制度は、年齢を問わず多くの人々にとって、将来の資産形成に大きな影響を与える可能性があります。早めの情報収集と検討をお勧めします。

投資には元手が必要

いくら優れた投資方法でも、元手が必要です。

元本の影響力

わかりやすく、あえて極端な例をあげてみましょう。

年間運用利回りを5%と仮定した場合:

  • 元本100万円→年間利益5万円
  • 元本1億円→年間利益500万円

もちろん、少額から始めることもできますが、まとまった資金を用意することで、投資の成果も大きくなります。

そのため、まずは収入を増やすことが大切です。

次に、私がどのように収入をアップし、また、そのお金をたくわえて来たのかご紹介します。

給与アップのためにやったこと

私はこれまで6社を渡り歩いてきましたが、会社が変わるたびに給与アップに成功してきました。その背景には、以下の取り組みがあります。

資格の取得

新卒で何の知識もないまま経理部に配属されましたため、まずは簿記3級の勉強からスターとし、、独学で簿記2級まで取得しました。

その後、税理士試験への挑戦を決め、仕事を辞めて1年間専門学校に通い、集中的に勉強することで、1度目のチャレンジで2科目合格することができました。

その結果、キャリアアップを実現し、収入を増やすことができました。

英語力の向上

30歳でワーキングホリデーを利用し、海外で語学留学を経験しました。

ワーホリ期間中は、ホームステイをしながら、カナダの語学学校に半年ほど通いました。

資格試験と同じく、集中的に学ぶことで短期に英語力を向上させ、帰国後に、外資系企業への転職に成功しました。

外資系は日本企業よりも給与水準が高く、このとき、収入を大きく増やすことができました。

生活水準を上げすぎない

収入が増えても、生活水準を急激に上げないことが重要です。特に、家賃や車といった固定費は、抑えると大きな節約になります。

家賃は手取収入の1/3が目安と言われていますが、この目安は収入アップ後には必ずしも適切ではありません。

仮に手取り月収が100万円になったとしても、その1/3(33万円)もする部屋に住む必要はありません。

わたしは外資系に転職して、大幅に収入アップしたあとも、家賃は月8万円ほど、駅近に住んでいたので、車も所有しませんでした。

このおかげで、着実に貯金を増やすことができました。

ただし、たまの贅沢は自分へのごほうびとして忘れず、モチベーションにつなげました。

貯金は「貯金ファースト」

貯金を続けるコツは、「貯金ファースト」の考え方です。

給料が入ったら、まず一定額を貯金し、残ったお金で生活する方法を取り入れていました。

私は銀行の自動積立預金を使い、給料日当日に自動的に貯金が引き落とされるように設定していました。これにより、無理なく着実に貯蓄を増やすことができました。

副業で収入の柱を増やす

副業も、収入源を増やすための効果的な手段です。私が実践してきた副業をいくつか紹介します。

メルカリでの不用品販売

使わなくなった物をメルカリやヤフオク販売することで、少額ながらも副収入を得てきました。

不用品販売は、梱包がひとつのハードルになると思いますので、はじめのうちは本や小物など、封筒でも発送できるものから初めて少しずつ慣れていくことをお勧めします。

わたしは200件以上の取引をこなしていくうちに、梱包にも慣れ、あらゆるものを出品できるようになりました。

また家具などの大きなものは、コストはかかりますが、梱包から引き取りまで請け負ってもらえるサービスもあります。

送料+手数料の売値にすることで、利益は出ずとも、廃棄費用の節約になることもありますので、捨てる前に出品を検討してみることをお勧めします。

不用品を再利用してもらえる上に、お金に変わり、家も片付く、一石三鳥のすばらしい副業と思います。

出張撮影

写真撮影が趣味で、一眼レフカメラを持っていたため、出張撮影のマッチングサービスに登録しました。

土日の空き時間を使って、主に家族写真や七五三、お宮参りなどの撮影依頼を受けていました。

わたしが始めたころは、まだ出張撮影サービスが少なかったので、予約が入りやすかったように思います。

今は、たくさんの出張撮影サービスがあり、競争が激しくなっているように思いますので、何事も早く始めることが成功への近道と思います。

撮影の副業は、単なるお金稼ぎ以上の価値をもたらしてくれました。

あるお客様との出会いは、特に印象深いものでした。

最初はマタニティフォトの撮影依頼でしたが、出産後にはニューボーンフォト、お宮参り、家族写真と毎年ご依頼をいただき、今年は、7歳の七五三撮影をさせていただきます。

こういった人とのつながりや、家族の成長を見守る喜びも味わえるのが、この仕事の大きな魅力だと思います。

ストックフォト販売

自分で撮影した写真をストックフォトサイトで販売もしています。

海外旅行のときに撮影したお料理や観光地の写真をアップロードして、あとは売れるのを待つだけなので、「不労所得」に限りなく近いと感じています。

大きな収入にはならないものの、何年も前に撮った写真が少しずつ売れており、気づけば数万円の副収入となっています。

まとめ

資産形成の基本は「収入を増やす」か「支出を減らす」かのどちらかしかありませんが、その方法はさまざまです。

NISAでのインデックス投資を軸に、今回ご紹介したような方法を組み合わせて自分に合った戦略を見つけてみてください。

今回の記事が、みなさまの資産運用のお役に立てればうれしいです。

-セカンドキャリア, 仕事
-, , , ,